第廿一轉
解説
A Compendium for the Table No.21
ここの第廿一轉と、次の第廿二轉とは、開合の對です。
この對には、まづ山韻という二等專韻と、
元韻という三等專韻が收められています。
そして、仙韻という重紐三等韻のうち、
四等位に屬するものが、配されています。
仙韻は、齒音に二等もあるのですが、
元々同轉内には二等專韻があるので、多少位置が重複、
また四ヶ轉に散見し、知らないと混亂します。
それを別として、三等位は次の二ヶ轉に配されるので、
「唇・牙・喉」音の重紐については、一轉おきに互參しなければなりません。
唇音は開合の區別が無いために、他所では同じ轉に並びがちですが、
ここでは、三・四が別對の轉ですので、
分かれますから、注意して見ましょう。
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