第廿三轉
解説
A Compendium for the Table No.23
この第廿三轉と
次の第廿四轉とは、
「開」・「合」の對です。
仙韻という重紐三等韻に就いていうと、
これは、三等位に位置する部分に就いての對で、
第廿一轉・
第廿二轉の對が、
四等位に位置する部分の對を受け持っています。
その齒音ですが、
どちらにも、別に二等專韻がある爲に、
位置が隱れていたりして、原圖に則ることが、私には難しかったので、
開合それぞれについて、兩對四ヶ轉を、よくご覧になって確認してください。
こちらの對には、
一等專韻と四等專韻が有り、
自然それは、古本韻でもあります。
一等專韻の「開」・「合」である寒・桓は、
もと(『切韻』では)、韻目が分けられていませんでした。
四等專韻は先韻です。
二等專韻は、
前の兩轉の對には
山韻、
こちらの兩轉の對には
刪韻が、あります。
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