音論上13b3[唐]唐韻於二.出典. 影印欽定四庫全書082-B82-1172 鶴山集 卷五十六
2b5-4a2. 呉彩鸞唐韻後序

   呉彩鸞唐韻後序.
韻略之得名,盖謂音韻各有畛略也.韻字従音従員,略
字從田從各,皆一形一聲,茲其大端矣.是書號唐韻與
今世所謂韻略,皆後人不知而作者也.然其部敘,於一

東下注云,紅反,濁滿口聲.自此至三十四乏,皆然.於
二十八刪:二十九山 之後,繼之以三十先:三十一仙.上
聲:去聲,亦然.則其聲音之道,區分之方,隱然見於述作
之表也.今之爲韻者,既不載聲調之濁,而平聲輒分
上下,自以一先:二仙為下平之首.不知先字盖自真字
而来.學者由之,不知而隨聲雷同,古人造端立意之
本,失矣.此書別出齎字為一部,注云,陸與齊同今別.
然即今韻従陸本.疑此本為是.今韻置[覃(襾作鹵)]@075503:談 於侵後,升

蒸:登 於後.以古語字叶,字叶,字叶,
字叶.疑今書為是.今書又升藥:鐸 於 麥:陌:昔 之前,置
職: 於 錫:緝 之間.古語,,,.
錫:緝 與職:,聲為最近.盖創始者多濶疏,而因仍者易
精密.此皆為學者之所當知,而舉世不之問也.余得此
本於巴州使君王清父.相傳以為呉彩鸞所書.無明據,
然結字茂美,編用葉子樣.此為唐人所書,無疑.其
音韻,雖與易書詩左氏傳及二漢以前不盡合,然世俗

承用既久,姑就其間,而詳其是非焉.若夫孫叔文,較
之今本,亦有増加.書字處要,皆以此本為正.


213(1-30)-(12) 重校鶴山先生大全文集 卷之五十六 2a8-3a8.
   呉彩鸞唐韻後序
韻略之得名蓋謂音韻各有畛略也韻字从音從員
略字從田從各皆一形一聲茲其大端矣是書號唐
韻與今世所謂韻略皆後人不知而作者也然其部

叙於一東下注云紅反滿口聲自分此至三十四
乏皆然於二十八刪二十九山之後繼之以三十先
三十一仙上聲去聲亦然則其聲音之道區分之方
隱然見於述作之表也今之爲韻者既不載聲調之
濁而平聲輒分上下自以一先二仙爲下平之首
不知先字蓋自眞字而來學者由之不知而隨聲雷
同古人造端立意之本失矣此書別出移二字爲
一部注云陸與齊同今別然則今韻从陸本疑此本
爲是今韻降[鹵一口口,直下,十]談於侵後升蒸登於蒼後以古語三
字叶今男而叶音徴字叶叶兵疑今書爲是
今書又升藥鐸於麥陌昔之前置職於錫緝之

古語白爲薄宅爲度冩爲鵲石爲勺錫緝與職聲
爲最近葢創始者多闊疏而因仍者易精密此皆爲
學者之所當知而舉丗不之問也余得此本於巴州
使君王清父相傳以爲呉彩鸞所書雖無明據然結
而茂美編用葉子様此爲唐人所書無疑其音韻
雖與易書詩左氏傳及二漢以前不盡合然丗俗承
用既久姑就其而詳其是否焉若夫孫叔文較
之今本又有加書字處要皆以此本爲正.

クヮクkザンセンセイngダイyゼンブンシフp.
ゴサイyラン タウngヰン コウwジョ.
ヰンリャクkの なをうる, けだし, オムmヰンにおのおのシンリャクkあればなり.
ヰンのジは, オムmにしたがいヰンにしたがい,
リャクkのジは, デンにしたがいカクkにしたがう.
みな, イツtはケイngにしてイツtはセイng, ここ, そのダイyタンなり.
ここにショしてタウngヰンとガウwすると, キムmセにいわゆるヰンリャクと,
みな, コウwジン, しらずしてサクkせるものなり.
しかれども, そのブジョ, イッtトウngのカチウに,
トッkコウwのハン, ダクk, マンコウwセイng, といふ.
ここよりサムmジフpシバフpにいたるまで, みなしかり.
ニジフpハチtサン ニジフpクサンののちにおいて,
これをつぐにサムmジフpセン サムmジフpイチtセンをもってし,
ジャウngセイngキョセイngもまたしかり.
すなはちそのセイngオムmのみちクブンのハウng,
インゼンとしてジュツtサクkのおもてにあらはるるなり.
いまのヰンをなすもの, すでにセイngテウwのセイngダクkをのせず,
しかもヘイngセイngはすなはちショウngカをわかち,
みづからイッtセン ニセンをもってカヘイngのシュとなす.
しらず, センのジ けだしシンのジよりきたる.
ガクkシャこれにより, しらずしてズイyセイngライドウngす.
コジン ゾウngタンリツtイのモト, シッtせり.
このショ, ベツtにセイのジをいだしてイチtブとなし,
チウwしていふ, リクkはセイyとドウngず, いまわかつ, と.
しかればすなはち, キムmヰンはリクkホンにしたがふ.
うたがふらくは, シホン, ゼたり.
キムmヰンはタムmダムmをシムmののちにおき,
ジョウngトウngをセイngののちにのぼす.
おもへらく, コゴに,
サムmのジはキムmにケフpし, ダムmのジはイムmにケフpし,
チョウngのジはテイngにケフpし, ヒョウngのジはヘイngにケフす.
うたがふらくは, いまのショ, ゼたり.
いまのショ, またヤクkタクkをバクkハクkセキkのまえにのぼせ,
ショクkトクkをシャクkシフpのカンにおく.
コゴに,
ハクkはハクkたり, タクkはタクkたり,
セキkはシャクkたり, セキkはシャクkたり,
シャクkシフpとショクkトクkとはセイngもっともちかきをなす.
けだしソウngシシャおほくカツtソにして,
インジョウngせるものセイngミツtにかふ.
ここガクkシャのまさにしるべきところ,
しかれども, よをあげて これをとはざるなり.
ヨ, シホンをハシウw シクン ワウngセイngフよりう.
あいつたへてもってゴサイyランのショするところとなす.
メイngキョなしといえども,
しかれどもケツtジモビ, ヘンチツtにエフpシヤウngをもちう.
ここタウngジンのショするところなることうたがひなし.
そのオムmヰン,
エキkショシサシデンおよびニカンイゼンと, ことごとくはガッpせず.
しかれどもセゾクk ショウngヨウngすることすでにひさし.
しばらく, そのカンについてもってそのゼヒをつまびらかにせん.
もしそれソンメンシュクkブン, これをキムmポンにくらぶるに,
またゾウngカあり, ショジ エウwにおる,
みなシホンをもってセイngとなす.

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